昨今改めてその価値に注目されている「金」。
金は10年前と比べると現在約3倍、さらに15年前と比較すると驚く事に現在約5倍ほどの小売価格で取引されています。
今回はたった数年でもここまで大きく価値が変わってしまう「金」について詳しく解説していきます。
金の買取・売却を検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
価値がある「金」ということでよく耳にするのは「18金」と「24金」ですが皆さんはその違いについてご存じでしょうか。
実は「18金」は「純金」ではありません。
日本では金の純度を24分率で区分しており18金は純金75%、銀15%、銅10%の比率のため厳密には合金です。
対して「24金」は金の含有率が99.9%以上の純度を持つ金製品を指すため、基本的に純金として扱われます。
ちなみにヨーロッパでは24金を「1000」、18金を「750」と表記したりもします。
また18金は加工がしやすく他の金属で強度を上げたり色を変えられるため指輪やジュエリーなどに多く使われています。
結論から言うと金の価値は下がる可能性があります。
金は地球上にある量に限りがあり、さらに埋蔵されている金の量も残りわずかと言われているため希少性が非常に高く、価値がなくなるということはまずないと言っていいでしょう。
しかしながら金の価値相場は常に変動しており絶対的に一定を保つわけではないので、条件によっては大幅に下がることもあります。
頻繁に大きな変動が起こるわけではありませんが、相場が急落してしまう可能性は常にあるため注意しましょう。
金は世界的に需要が多いものの圧倒的に供給量が少ない、という需要と供給のバランスで成り立っています。そのため希少性が非常に高くその価値が認められています。
したがって金に対する需要が減ったり供給量が増えたりすることでこのバランスが崩れて金の価値が下がり、それに伴い金相場が急落するといった事が考えられます。
金は自然災害や戦争などの有事に強く、別名「有事の金(かね)」とも呼ばれています。
そのため大災害や大規模な戦争、国際紛争など世界情勢のバランスが大きく崩れる時その価値が高騰する傾向にあります。
これはつまり世界情勢に変わりがなく安定した状態が続いている時は金の価値が下がり相場が急落する恐れがあるという事です。
また金を海外から輸入したり海外との取引が生じる際、取引は米ドルを用いて行われているため為替相場にも大きく影響されます。
また金を投資目的で購入するという人も多い為、金以外の投資対象が注目されることで購入者が減ってしまう可能性があります。
資産家や投資家が他の投資商品に移行してしまうと相対的に金の需要が下がってしまうため、結果的に金の価値相場が急落する恐れがあります。
近年、10年以上に渡って金の価値が右肩上がりを続けているのは有事に起因するというよりも「慢性的な通貨不信」による側面が強いと専門家は見ています。
中国や東南アジア、その他発展途上国では自国の通貨に常に不安を感じているため「有事の金」である金はある意味自国の通貨以上に安心感のある「通貨」として考えられているからです。
したがって長期的に見たとき金の価値が暴落する可能性は極めて低く、今後も緩やかに金の価値は上がっていくと予想されています。
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